本好きが一度は憧れる職業といえば、小説家!
「でも、小説家になるには、出版社に原稿を持ち込んだりしないといけないんじゃないの?」

そう思ったあなた!
安心してください。今はパソコンやスマホで簡単に小説家になることができます。
今回はスマホやパソコンでできる小説家への道、小説投稿サイトの選び方をご紹介します。
小説投稿サイトとは?
皆さんは小説投稿サイトをご存知でしょうか?
自作の小説をインターネットに投稿し、公開することで、プロ、アマ関係なく、たくさんの人に見てもらうことができるサイトのことです。
定期的に小説のコンテストなども行われており、入賞すると書籍化することができるチャンスがある場合も多いです。
入賞できなくても、そこから出版社の目に留まり書籍化する方もいます。
昨今では小説投稿サイトからたくさんの有名作が生まれ、実際に出版となったもの、アニメ化、コミカライズなど多数のメディアに派生したものも多くあります。
もちろん自分で作品を書くことは大前提として、その作品を世に出し、様々な人に見てもらえる場所があるというのは、インターネットのあるこの時代の作家の特権ですね。
是非活用していきたいところです。
小説投稿サイトの選び方のポイントは?
小説投稿サイトはたくさんの種類があります。
自分の好きな小説投稿サイトでよいのですが、それぞれに特徴があるので、よく吟味して選ぶほうがいいでしょう。
選ぶ際に見ておくとよいポイントをご説明しますので、是非参考にしてみてください。
小説投稿サイトを選ぶときのポイント5選
・知名度
・投稿システムの使いやすさ
・インセンティブの有無
・利用者層
・開催されるコンテストの種類
以上の点は、小説投稿サイトを選ぶときにチェックしていただきたいポイントです。
順番に詳しく説明していきます。
〇知名度
小説投稿サイトは今や数多くの種類がありますが、そのサイトの知名度は当然有名なところから、比較的新しいところまでさまざまです。
知名度の高い投稿サイトは、古くからあるところが多く、利用者数も多い傾向にあります。
特に小説投稿サイトで最も有名なのが【小説家になろう】というサイトです。
リンクはこちら↓
このサイトからはたくさんのヒットタイトルとなった作品が出版されており、利用者が最も多い投稿サイトです。
読者の多いサイトは、自分の作品を読んでくれる人がいる割合も利用者の少ないサイトよりは多くなります。
しかし、投稿者が多いということは、膨大な作品があるため、激戦区であることも気を付けたいポイントですね。
〇投稿システムの使いやすさ
小説投稿サイト選びでは、投稿システムの使い勝手の良さも重要なポイントです。
小説を書く際には、一段落空けるなど、さまざまなルールがありますが、投稿サイト上でも基本的には守るほうが良いとされています。
小説投稿サイト上でもそのルールを反映しやすいように、自動で段落空けできる設定や好きなところにルビ振り(読み仮名をつけること)ができる設定など、いろいろな機能があります。
それぞれのサイトごとにシステムの使い勝手が違うので、自分の使いたい機能があるか、使い勝手も確認しておくことがおすすめです。
〇インセンティブの有無
人によってインセンティブの有無で投稿サイトを決める人もいるかもしれません。
インセンティブは広告料のようなもので、小説を読まれたり、ブックマークを得られた場合などに対して、おこずかいのようなものが発生します。
より多くの読者にブックマークされるとその分インセンティブがもらえるという、ちょっと嬉しいシステムです。
インセンティブ機能の有無もサイトの特徴です。
前述した【小説家になろう】にはありませんが、大手出版社が運営する【カクヨム】や【アルファポリス】にはあるので、そういったポイントもサイト選びの参考にしてみてください。
〇利用者層
利用者層によって求められる作品、読まれる作品のジャンルが異なる場合があります。
小説にも様々なジャンルがありますよね。
貴女の書いている小説は、どんな人が読むことを想定していますか?
10代~20代?それとも50台前後?
男性向けか女性向けか?
どこの小説投稿サイトもジャンルごとにランキングがあり、よく読まれるとランキング順位が上がるということが多いです。
小説投稿サイトの利用年齢層によって、読まれやすくなる小説のジャンルが決まってくるということも理解しておくと、小説投稿サイトを選ぶときに重要なポイントですね。
〇開催されるコンテストの種類
最後に、開催されるコンテストの種類についてお伝えします。
小説投稿サイトにはそれぞれ出版社などと連携したコンテストがあることが多いです。
テーマごとの募集であったり、面白い物であれば何でもよいという募集もあります。
自分の作品に合うコンテストを沢山開催している小説投稿サイトを利用することも良いと思います。
またいろんなジャンルの小説を書きたいという人は、コンテストが頻繁に行われるサイトを選ぶのもいいかもしれません。
また短編限定のコンテストなどもあるので、短編しか書かない方などもおすすめです。
いかがでしたか。
今回は小説投稿サイトの選び方について解説しました。
ぜひ自分の小説の傾向などを分析して、自分の小説を活かせるところに投稿して、よりたくさんの人に良い反応をもらえるとモチベーションの維持にもつながりますので検討してみてくださいね!
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